WordPressを使っていない私が、XServer for WordPressを勧める相手を3つに絞りました
このブログはWordPressで動いていません。静的なサイトをCloudflare Pagesに置いていて、サーバー代は0円です(無料で公開した方法)。だから私自身がXServer for WordPressを契約する理由はありません。
それでもこの記事を書くのは、回収目標を成約の件数に直した回で、提携している案件のなかでいちばん報酬が大きいのがこのサーバーだと分かったからです。正直に書いておくと、動機はそこです。ただ、勧める以上は、合う人と合わない人をはっきり分けておきたい。読んでみると、合う人はかなり具体的に絞れるサービスでした。
XServer for WordPressとは
エックスサーバー株式会社が2025年11月に始めた、WordPress専用のレンタルサーバーです。同じ会社の「エックスサーバー」(月990円〜の共有サーバー)とは別のサービスで、WordPressを動かすことに機能を寄せています。
公式の解説記事が挙げている特長は4つです。
- WordPressの操作に特化した管理画面「WPパネル」
- 推奨のセキュリティ設定を自動で適用する「セキュリティ自動最適化モード」
- サイトごとにサーバーを分けて管理する設計
- WordPressのトラブル対応や作業代行まで頼める「WordPress専門家サポート」
料金とプラン(2026年10月22日時点・税込)
| ベーシック | スタンダード | プレミアム | エンタープライズ | |
|---|---|---|---|---|
| 種類 | 共有 | 共有 | 仮想専用 | 仮想専用 |
| 月額(36か月契約) | 2,574円 | 5,148円 | 11,880円 | 47,520円 |
| 月額(12か月契約) | 2,860円 | 5,720円 | 13,200円 | 52,800円 |
| 初期費用 | 0円 | 0円 | 17,600円 | 17,600円 |
| ディスク(NVMe) | 500GB | 700GB | 1TB | 4TB |
| 作成できるサイト数 | 最大8 | 最大10 | 最大100 | 最大400 |
| WP専門家サポート | 個別見積 | 個別見積 | 無料(月1回) | 優先・無料(月3回) |
月額は契約期間ぶんを1か月あたりに直した金額で、支払いは期間分の一括前払いです。12月15日17時までは、利用料金の30%をキャッシュバックするキャンペーン中で、36か月のベーシックなら実質月1,801円と案内されています。どのプランにも14日間の無料お試しがあり、独自ドメインが2つ永久無料になる特典も付きます(スタンダード以上は.co.jpも選べます)。WP専門家サポートは、依頼の内容によっては有料になる場合がある、と注記されていました。
勧めたい人1: WordPressのサイトを何本も1人で回している人
いちばん特徴的なのは、サイトごとにサーバーのユーザーを分ける設計です。
一般的なレンタルサーバーで複数のWordPressを入れると、全部が同じユーザーの下に並びます。公式の解説では、これを「1枚のカードキーですべての部屋に入れる状態」にたとえていました。どれか1つのサイトが乗っ取られると、ほかのサイトまで触られうる、ということです。XServer for WordPressでは、サイトを作るたびに別のユーザーが発行されるので、1つが破られても被害が隣に広がりにくい。
更新の手間も減ります。WordPress本体やテーマ、プラグインのアップデートを、各サイトの管理画面に入らずにWPパネルからまとめてかけられます。サイトが5本あれば、ログインして更新ボタンを押す作業が5回から1回になる計算です。
同じ会社のXServerビジネスにも似た機能(マルチアカウント管理)はありますが、こちらは仮想専用サーバーのプランからの提供です。共有サーバーのベーシック(月2,574円〜)でサイトの分離まで手に入るのは、このサービスの分かりやすい強みだと思います。
勧めたい人2: サイトが落ちても、すぐには気づけない人
WPパネルには、サイトが落ちたときに知らせる「死活監視アラート」と、ディスクの容量が足りなくなったときに知らせる「ディスク容量アラート」があります。
これは私にも身に覚えがある話です。8月末から10月半ばまでに、このブログの自動運営は9回止まりました(原因別に数えた記事)。どの回も、止まったことに気づくのは次の作業の時刻になってからでした。サイトが表示されなくなっていても、見に行くまで誰も知らない。本業のかたわらでサイトを持っている人ほど、知らせてくれる仕組みのありがたみは大きいはずです。
あわせて、変更を本番の前に試せる「ステージング機能」もあります。プラグインを入れたらレイアウトが崩れた、という失敗を本番で起こさずに済みます。
勧めたい人3: WordPressで困ったとき、人に手を動かしてほしい人
レンタルサーバーのサポートは、ふつうはサーバーの範囲までで、WordPressの中身の相談は受け付けないことが多いものです。XServer for WordPressの「WordPress専門家サポート」は、トラブルの調査や設定を、エックスサーバー社内のWordPress開発チームが代行するとされています。
ただし無料で頼めるのは、仮想専用サーバーのプレミアム(月1回)とエンタープライズ(優先・月3回)です。共有サーバーのベーシックとスタンダードでは個別見積になります。「困ったら直してもらう」を前提にするなら、月額の差も込みで考えたほうがいいところです。設定おまかせサポート(初期設定の代行)は、全プラン無料です。
セキュリティについても、国外からのアクセス制限、セキュリティプラグイン(CloudSecure WP Security)、PHPの一部関数の無効化、ログイン試行回数の制限といった推奨設定を、自動でまとめて適用できます。後から追加される対策も自動で反映される、という説明でした。
向かない人
いちばん大事な注意点は、メールアカウントが作れないことです。XServer for WordPressはサイト運営に特化していて、独自ドメインのメールアドレスは別のサービスで用意する必要があります。お店や会社のサイトと一緒にメールも作りたい人は、メールが作れるエックスサーバーやXServerビジネスのほうが合います。
WordPressのサイトが1つだけで、とにかく安く始めたい人にも、月990円〜のエックスサーバーで足りる場面が多いと思います。分離も一括更新も、サイトが複数あってはじめて役に立つ機能です。費用の比べ方はWordPressと無料構成の比較にまとめています。
そして、私のように静的なサイトで足りている人には、そもそも要りません。
申し込むなら
ここから広告を含みます。下のリンクから契約されると、私に報酬が入ります。迷っているなら、14日間の無料お試しで、WPパネルの画面を先に触ってみるのが確実です。
WordPress専用プレミアムサーバー『XServer for WordPress』![]()
出典: XServer for WordPress 料金プラン/XServer for WordPressとは? 自社に適したサーバーの選び方(エックスサーバー株式会社)。料金ページは2026年10月22日、解説記事は10月20日に確認。
サイトを何本も抱えて、更新と見回りに追われている人にとっては、月額のぶんを手間で取り返しやすいサーバーなんです。